「あり方」は判断・決定の基準軸

あり方トレーナーの久保彩です。
【あり方】とは何でしょう?【あり方】が定まっていないと何に困るのでしょうか?

私自身の定義では、在り方とは判断・決定する時の基準をそう呼んでいます。

13年以上さまざまな企業をサポートする中で、経営者ご自身の人生や社員さんの人生に触れてきました。

経営コンサルタントからあり方トレーナーへ肩書きを変えた理由は
この「あり方」が人を変化させていく上で、とても重要だということがわかったからです。

動画で見る #あり方トレーナー久保彩 判断・決断に必要な4STEP


私がトレーナーとして目指しているのは自分で自分を変えていく力のある人へすることです。
自浄作用の力がある人を育てたいと思っております。
自分で自分を変化させる。誰かに依存しない。自分が変わっていきたい。
社長、経営者、そしてフリーで活動してる人たちも含めて個人の方のサポートもしております。

自浄作用の力は4段階のSTEPで構成され、最後にあり方があります。

STEP1 やりかた

自分で自分を変えていく作用の1つ目は「やり方」です。
現在は調べればおおよそ知りたいことがわかる世の中です。便利ですね。
だから、自分である程度勉強すれば、自分のやり方を変えることができます。

もちろん、最短距離の効果的なやり方を教えてもらうためには、
やっぱりプロに教えてもらうということもすごく大事です。
でも、いずれにしろやり方は変えやすいものの一つであると言えます。

STEP2 感じ方

判断や決定に関わる自浄作用の力2つ目は感じ方です。
自分にはどんな良いものがあるか。
どんな自分は正しいことをしたいっていう願いがあるだろうか。
自分の中の良い心を自分で探ることができれば、
組織も自分の人生もいい方に持っていくことができるのです。

良いことをした時に人は嬉しい気持ちになり、
困難に直面してもそれに立ち向かっていける。
自分について肯定することができるようになる。
感じ方は人が自浄作用を働かせていく上で重要なポイントになってきます。

STEP3 捉え方

少しステップが難しくなってくるかもしれません。
一つの出来事に対して自分自身が左右されずに、自分の捉え方を選択することです。

例えば雨が降って良かったと思いますか?残念だったと思いますか?
売上が下がったことを嘆くだけでしょうか?来期に活かす学びがあったと思えるでしょうか?

選択するのは自分ですけれども、捉え方を変えることで、判断の基準決定の経路が変わってきます。

STEP4 あり方

そこからさらに深掘りします。
最後は、あり方を変革していきましょう。

あり方の基準が自分の中で分かっていないとどうなると思いますか?

STEP1〜3のやり方・感じ方・捉え方をどんなに変えても
自分のやっていることがずっと変わらなくて同じ状態になってしまいます。

あり方は判断とか決定の基準になるものであるとお話ししましたが
それは大きな経営の決断や、経営のジャッジということではありません。

本当に日々の小さな出来事の決定や決断に対して、この理由があるからこれを選択する、
と言えるものを持っておくことなのです。
そうすれば、ぶれずにいることができますよね。

ブレない自分というものが作れれば、嫌なことがあったとしてもそれらに惑わされずに
自分が自分としてぶれない決断をしていくことができるようになります。

経営者であるならば、あり方が変われば決定が変わります。

決定というのは決めて定めること。そこから一歩進んで決断になると決めて断つことです。
これには覚悟や勇気も求められます。
その決断や決断を覚悟や勇気を持ってできるようになるということは、
当然、会社の経営全体が変わりますし、その前段階の人生全体が変わっていくことにつながってきます。

逆に言えば、そこが変わらないと表面的な変化を起こすことができても、
自分と相手が両方幸せになって豊かに生きていくっていうところに到達できないのです。

決定判断は毎日毎日あります。
だから、トレーニングが欠かせません。
私は「心の筋トレ」だと思っていて、ジムに通うように筋力を鍛えていないとどんどんい落ちていきます。

私が一緒に仕事をしたり、私のプログラムを提供したいと思っている方たちは、
この心の筋トレをめげずに継続していっている方たちです。

これを見てくださっているあなたが個人であったとしても、
また経営者としてたくさんの人の人生を担う人だったとしても、
あなた自身の人生と、そしてあなたの周囲の人達の人生がますますあなたらしく、
自分らしく、そして輝いていくように。
私はあり方トレーナーとしてこれからも支援していきたいと思っております

あなたとお会いできることを楽しみにしています。

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