【社長の覚悟録】「型」があれば不安は和らぐ

毎朝、Facebookのオンラインポジティブサロン内で紹介しております
メタモルフォー見知守破離MAPは先週で1行目が終わりました。
まだまだ・・・続きます。バックナンバーも合わせてご覧くださいね。
さて、メタモルフォーで働く指針とな見知守破離MAPの完成により
スタッフへの声かけやアドバイスの際にMAPのどこどこを見る様に、と言える様になり、
私も含め社内で共通認識を持ちやすくなったと感じています。
一方でこのMAPを作りたくないと思っていたのも事実です。
MAPがあることでレールに沿わせてしまうといいますか・・・。
コンサルタントとして型にハマりすぎるのは良くない、
また自分の頭で考えるのを放棄して欲しくないという思いがあったからです。
物事には基礎・基本が大事です。
私はバレエを嗜んでおりますが、手・頭・足、全ての角度がきちんと決まっています。
「型」がなければあの様な一糸乱れぬ群舞にはならないでしょう。
そして「型」があるということが自分の軸にもなるのです。
例えばファシリテート力の高さやカウンセリング力の強さなど
特に誰からも教わることなく自然に身についている人もいます。
しかし、経営者として即戦力となる人材だけを育てることはできません。
弊社にも入社して初めてコンサルティングに携わったスタッフが多くおります。
そんな彼らにコンサルタントとして不安な思いをさせたまま
クライアントのサポートをさせるわけには行きません。
「型」があることで無駄な迷いがなく、自信に繋がるのです。
でも、型があるものは習得までに時間がかかります。
アレンジにはもっと時間がかかり、自分の新たな「型」を確立するまでに
気の遠くなる作業が待っています。
「自分らしさ」は決して甘くありません。
スタッフには可能性にチャレンジし続けて欲しいと願っています。
だからこそこのMAPの浸透に心して挑む、そう誓った日です。
メタモルフォー代表 久保彩