心の筋トレBlog

13.交流会で主催者になるべき3つの理由

久保 彩

この記事では…

交流会運営がどのようにビジネスにつながるかを学べます

ただ参加するだけの交流会になっていないか?

それぞれの経営のフェーズでいろいろな交流会に誘われたり、よい人脈が欲しいと思って、色々な会に顔を出している方も多い事と思います。

私自身も創業当初は、沢山の会でお世話になっていましたし、実際に自分で立ち上げた交流会もいくつかあります。そういう交流会に関わる時には、自分で一から立ち上げることが難しかったとしても「参加する側」でなく「主催する側」に回るのがお勧めです。立ち上げメンバーとまではいかなくても、幹事になるとか、何らかの役割を引き受ける事はあなたのビジネスを加速することに必ずつながっていきます。

主催者側であることの3つのメリット

主催者側になる、メリットは本当に沢山ありますが今日は3つのメリットに的を絞って取り上げたいと思います。

1.「主体的」に場に関わる人の組織運営スキルから学べる

2.主催者にも参加者にも貢献する事で自分のファンを増やすことが出来る

3.そこでの貢献がのちに開花しビジネスの土台となる

一つずつ解説していきますね。

1.「主体的」に場に関わる人の組織運営スキルから学べる

経営者同士の交流会を仕切るというのは、大変な事です。なぜなら経営者というのは、大抵の場合「人の下で働けない人」もしくは「人の下で働きたくない人」であり「自分の思うとおりに人生を生きたい人」が多いからです。そういう人達を束ね、一つの目的のもとに同じ方向を向いてもらうと言うのは、それこそもう大変な作業になるわけです。(静かに人の話を聞いてもらうのがまず大変、そういう事も多々あります。)

また、社会人として半人前のような人や、目先の売上を求めて営業をしまくる人などが紛れこみ、そのコミュニティーがカオスにならない様に、心を砕く必要もあります。同時に、大抵の場合、社会的な地位の高い人も、まだまだ駆け出しの人にも同じ会費を払っていただきますので、皆に「公平に平等に親切に接する」ということも長く会を維持していくためにはとても重要なスキルになってきます。

そういう、ストレスのかかる状況の中でも心を乱されれることなく、毎月、会を主催するということは、ある種、会社を経営する事に似ています。ですから、こういった会を主催していく事は、組織運営、会社経営の縮小版を体験することにも似ていて、そういう苦労を重ねながらも、会を活性化させている主催者から学べる事はとても多いので、そういう人の近くで、学べる機会を「逃す手はない」と言うことができます。

主催者と行動を共にすることで、組織を運営するために必要な立ち居振る舞いや、その手前にある思考、他の人との関係性、自分自身の律し方など、普段の活動だけでは学ぶことができないことを自分のものにすることができます。これが主催者側に守る事をお勧めする1番目の理由です。

2.主催者にも参加者にも貢献する事で自分のファンを増やすことが出来る

主催者側に回った方がいい2つ目の理由は「自分のファン作りにつながる」という事です。裏方に徹したり、みんながやりやすいように居心地が良い環境になるよう、空調の設定や食事や飲み物のように気を使ったり、自分は会費分の食事ができなかったり、思っていた人と交流する時間が取れなかったりと言うことも発生するでしょう。

でも、主催者の手足となって動いている様を、見る人はちゃんと見ていてくれて、あなたを尊敬してくれたり、気にかけたりしてくれるようになります。駆け出しの起業家の場合は、会費を払って、そこに参加するだけでも大変なのに、目先の売り上げの事ではなく、本当に相手のことを思い、親切に場に貢献しようとする。あなたのことを評価してくださるような方は、大抵同じ道のりを経験していたり、同じように人に貢献することで、今の地位を築いておられた方という場合が多くあります。

こちらの努力に目を留めて、気がついてくださる方というのは、それだけビジネスセンスも高く義理堅い方でもあります。さりげなく、あなたを宣伝したり、それほど自分にとって切実に必要でない商品だったとしても、あなたの商品を購入してくれたりします。

主催者としても、会を盛り立ててくれて自分の仕事を楽にしてくださる人には、ぜひ会に参加してほしいと思うものですから、私自身も「費用は要らないから顔を出してほしい」と言っていただけることが何度かありました。また数十万円の高額のセミナーにも「お金はいらない。きっと役に立つから来るといい」と声をかけていただき、部下まで連れて参加させていただくこともありました。

ここまで読んで、もちろんご理解頂けると思いますが、自分が何か得をしようとか、何とかしてここで元を取ろうとか、売り付けてやろうとか、そういう動機で、同じ行動とっても、それは相手に透けて見えてしまいます。あくまでも、本当に相手のことを思って、相手に貢献しようとするその姿勢に、人は心を動かされるのだと言うことをぜひ覚えておいて頂きたいです。

3.貢献が後に開花し、ビジネスの土台となる

主催者側でいたほうが良い3番目の理由は、その効果が長期的に持続するからです。初めて会う人が、会に貢献しているのを見れば、その記憶と言うのは後になっても残っているもので、貢献度に応じて何かその人にしてあげたいと自然と人は考えるようになるものです。

そうやって自分のファンが増える事は、単に仕事の受発注があると言うレベルのことではなく、本当に困ったときに助けてくれる仲間を得ることにもつながっていきます。自分にとってロールモデルとなるような素晴らしい方と、人生を変えるような出会いをいただくこともできます。

また10年以上経って、その時交換した名刺からお仕事をいただくこともあります。私自身もたった1度しかお目にかかっていないような方から、何年も後にお仕事をいただくと言うようなことを何度も経験してきました。

また、そういう講習会を通じて、知り合うことができた。素敵な方たちのセミナーに参加したり、その方の人脈をさらにお繋ぎいただくことで、自分では絶対に知り合うことができなかった、経営者たちと沢山のご縁をいただくこともできました。

また「孤独」と言われる経営者としての道のりの喜怒哀楽を分かち合える仲間がいるというのは、とてもありがたい事です。例えば私は自分が代表を務める鎌倉ポジティブ会の仲間と、今週末旅行に行きますが13年もこの会を運営していますので、その幹事さんたちと仕事もする関係性にも発展してきました。ですから旅行に行って、遊びながら複数の案件について打ち合わせる予定が入っています。別に何時から何時にその話をしようなどと決めていなくても、道中でサクサクっと話すだけで、複数の案件を前に進めることができます。そういうスピード感ある仕事ができるのは、プライベートまで一緒に過ごしている信頼できる仲間だからこそという事が出来ます。

いつでも貢献のスタンスを変えずにいる

最初から主催者側になることが出来なかったとしても、ここでお伝えしたことを基本スタンスとして持っておくのがおすすめです。

・早めに会場に到着し、会場の設営や準備を一緒に手伝う

・初対面の人ばかりだったとしても、自分が名刺交換した方同士を積極的におつなぎし場を盛り上げる

・終了後も最後まで残り片付けまで手伝う

などなど、交流会参加には、こういった一連の流れすべてだと思っておくと、自然とそういう立ち居振る舞いが身に付きますし、信頼される人となるトレーニングにもつながっていきます。そして、ここに書いたことは、交流会だけでなく人と人が出会う場であれば、どこにでも使う事の出来るスキルなので、ぜひお試しください!

久保 彩

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